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My boss history  第四話

西橘譜庵倶楽部について

百貨店時代の事を語る時、西橘譜庵倶楽部の紹介は、絶対に欠かせない。

宮崎で10年弱仕事を続けてきたなかで、多くの友人と交流を深めたのも、その大半がこの倶楽部のメンバーであった。

赴任してしばらくたって、行きつけのスナック(らぶすとーん)の気の合う常連で、歌の好きな仲間が月に一度2時間程借りきって

歌合戦をしたのが始まりであった。西橘通り(宮崎最大の歓楽街)を愛し、歌を愛し、酒を愛する人の集まりであった。

それが、百貨店計画が段々と本格派し、メディアも報道が盛んになってくると、この倶楽部の性格が新しい百貨店の応援団のようになってきて、メンバーも100名を超えた。

メンバーは地元の中小企業の社長がメインで、金融機関、マスコミの支店長・支局長・官公庁の部課長で構成されていた。

新百貨店の外商の法人会員になって頂いたのは、勿論の事、倶楽部のメンバーから新しいお客様を紹介して頂くのが私の仕事であった。

倶楽部もメンバーが100名を超えると、集まる場所が、ホテルの宴会場に変わった。定期的会合は新年会ぐらいで、送別会、祝う会等随時行われた。

会長は、創設から私で、事務局は当時百貨店の渉外課長をしていた吉井秀樹君。

雰囲気的には、商工会議所、ロータリー、ライオンズ、青年会議所の合同会議のようで、運営する事務局は大変だったと思う。

今でもこの倶楽部は続いており、私が年に一度宮崎を訪れる時、当時の中枢だったメンバーが集まってくる。

私が宮崎で良い仕事が出来たのも、一重に倶楽部のメンバーがあったからこそであり、今でも感謝の気持ちは消えない。

毎年一回は宮崎を訪れるのも、その気持ちが強いからだと思う。

 
畑中宣彦

次回に続きます。

HN-005
西橘譜庵倶楽部
・西橘譜庵倶楽部の会員企業の落成会であいさつ。

 

 

 

 

千葉県船橋市前原西1-4-7

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